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The English Timesの編集後記より
さぁ! ついに日曜日は凱旋門賞です!
ディープインパクトが凱旋門賞に勝ったら、
サッカーで言えば日本がワールドカップで優勝するぐらいすごいって
水曜日の英語・英会話 ENJOY 大事典でお話ししましたが、
→< http://www.thebelltree.com/archives/2006/09/post_615.html >
今日は見所をお話したいと思います。
まずはライバル馬から。
ディープインパクトの強力なライバルになりえるのは、
やっぱり、何と言っても、ハリケーンランとシロッコの2頭。
ハリケーンランは今年の7月に凱旋門賞と同様に世界一決定戦と名高い、
「キングジョージ」で優勝しています。
昨年の凱旋門賞の覇者でもあり、地元フランスの大将格。
ディープインパクトが生涯唯一負けた相手、ハーツクライもキングジョージでハ
リケーンランにやられました。
父親はモンジュー。
99年の凱旋門賞で日本馬エルコンドルパサーと激闘を演じ、
半馬身差で勝った馬です。
エルコンドルパサーは本当に惜しい2着で、
3着以下はぶっちぎりましたからね。
そのモンジューの息子、ハリケーンランとディープインパクトが対戦するのは因
縁めいたものを感じます。
もう1頭のシロッコは昨年の今頃までは無名馬でしたが、
アメリカの芝のトップレース、ブリーダーズカップターフを制して一躍有名に。
凱旋門賞の前哨戦、フォア賞でもハリケーンランを破っています。
ハリケーンランに比べたら地味な印象ですが、
キングジョージの激戦をくぐり抜けてきたハリケーンランと違い、
シロッコは凱旋門賞だけに照準を絞っています。
そのため、まず絶好調の状態で出てくると思われます。
そして、次の見所はレースの質です。
日本の競馬場はものすごーく整備されたいかにも、「コース」って感じの競馬場
ですが、ヨーロッパの競馬場は、「野原に柵を立てただけ」という感じ。
自然そのもののコースなので、見た目は美しいですが、
走る馬は大変です。
起伏があったり、地面がぼこぼこしていますから、
相当パワーが必要です。
さらに、ヨーロッパは芝を深めにして、地面にもかなり水を撒きますから、
さらにパワーが必要になります。
ハーツクライは最後にスタミナ切れしたような形でしたが、
同じ2400メートルでも、日本の整備された2400とヨーロッパの2400では使うスタ
ミナが全然違うのです。
あと、ジョッキーの乗り方も違います。
日本ではけっこう綺麗に乗ります。
他の馬とはぶつからないように十分に間隔を取るし、
スペースがなかったら、ある程度は外に出します。
しかし、ヨーロッパはかなりラフで、
多少ぶつける程度はよくあること。
インコースにスペースがなくても、無理矢理突っ込んで来たりします。
しかし、今回、ディープインパクトにとって好材料なのは凱旋門賞としては異例
なほど出走馬が少なく、8頭だということ。
それだけぶつけられたり、他の馬に邪魔される心配がありません。
特にディープインパクトは追い込み脚質なので、有利です。
あとは天気、馬場の湿り具合ですね。
そして、ライバルとの一騎打ちで、勝利をもぎ取ってほしいです。
NHKで、10月1日(正確に言うと10月2日)の深夜12:00からです!