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英語・英会話 ENJOY 大事典の編集後記より
バンクーバーオリンピックが閉幕しましたね。
メダルの数は5個と、前回の1個から、5倍になりましたが、
金メダルがなかった点と、ライバルの韓国が躍進した点から、
どちらかと言うと、「物足りなかった」的な声が多いですね。
ただ、私個人的には、よくがんばったのではないかなと思います。
気候やスポーツなどへの取り組み方を見ると、
日本はあまり、冬のスポーツは向いていない気がします。
まず、世界地図を見てみるとわかりますが、
日本は、先進国の中では、大都市がかなり南の方にあるんですよね。
アメリカのニューヨーク、フランスのパリ、ドイツのベルリン、
イギリスのロンドン、カナダのトロントと比べると、その差がわかると思います
東京周辺の都市部で、まとまった雪が降るのはせいぜい年に1回ですし、
ましてやウィンタースポーツができるぐらい積もるなんてのは、
10年に1回ぐらいかもしれません。
しかし、ニューヨークなど、ほかの国の大都市は普通に雪が積もります。
私が3年前、3月にニューヨークに遊びに行ったときも、雪が積もりましたし、
なんと、最高気温はマイナス10度でした!
東京じゃ、氷点下になることはほとんどないですもんね。
そうなれば、当然、ウィンタースポーツをしようという子どもは少なく、
北海道や東北など、一部の地域に限られてしまいます。
あと、ほかの国を見てみると、スポーツへの取り組み方が違う気がします。
韓国なんかは、キム・ヨナ選手の家庭みたいに、
決して裕福じゃない家庭でも、才能があると思うと、
全財産を投げうって、その子をサポートしたりするようです。
(韓国の女子ゴルフでも同じことを聞いたことがあります)
あと、欧米では、一般人がスポーツする比率が高い気がします。
日本で、「スポーツをする」っていうと、プロを目指しているか、
よっぽど熱を入れて趣味としてやっている印象です。
私の友人を見ても、スポーツを日常的にやる人は、ほんのごく一部。
(自転車が3名、そのうちの2人がテニスもやるだけで、トータル3名)
ところが、欧米では、別に趣味じゃなくても、ちょっと遊びでやってる、
友達に誘われたからちょっとやる、なんてのが多いんですよね。
まるで、飲み会や買い物のと同じような感覚なのかもしれません。
私のネイティヴの友人たちは、例外なくスポーツをしますし、
口を揃えて、「日本人はあまりにスポーツをしないのでビックリした」と言いま
す。
そう考えると、日本人にとって、スポーツ、特にウィンタースポーツをやるには
あまり環境的に向いていないのかもしれないと思い、
今回の結果でも、よくやったのではないかなと思うわけです。