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LMNOP(エレメノピー)

英語・英会話 ENJOY 大事典の編集後記より

皆さん、英語を学ぶ本当の最初の時期。
アルファベットを覚えるとき、ABCの歌を歌いますよね。

早い人なら幼稚園or保育園、遅くても中学1年の1学期で歌った経験があると
思います。

あのキラキラ星のメロディーに乗せて歌うあの歌です。

世代によって違うと思うので、10代や20代前半の読者さんの場合はわかりません
が、ほとんどの人の場合、

ABCDEFG
HIJKLMN
OPQRSTU
VW XYZ

という区切り方をすると思います。

しかし、あれって実は日本独特のバージョンなんです。

ABCの歌なんて大人に英語を教えている私はまず歌わないのですが、
最近、息子のために、児童英語の教材をいろいろ見ていて知りました。

アメリカで作成されたABCソングの教材はもちろん、
最近は日本で作成された物でもアメリカバージョンが主流で、
恐らく、中学校でも、アメリカバージョンが主流になって来ていると思います。
(世代の境目がどこかはわかりませんが、90年代に中学校生活を送った私は
 いわゆる"日本バージョン"でした)

アメリカバージョンは区切り方が違い、

ABCDEFG
HIJKLMNOP
QRS TUV
WX Y and Z

という区切り方をします。

日本バージョンだと、LMNなところにLMNOPと詰め込んでいるので、
キッチリ発音できず、「エレメノピー」みたいに合体してしまいます。

その反動で、Q以降のアルファベットが足りなくなり、
後半はけっこうダラダラな感じです。

なんで、こんなむずかしい区切り方をするのだろうと思ったのですが、
これは「韻を踏む」ということを重視しているだからそうです。

日本人からすると、韻を踏むなんていうのは、詩や音楽をやる人以外は
あまりなじみがないのですが、英語は「あいうえお」がない分、
韻で子どもに英語を教えるんです。

例えば、「callとtallは韻を踏んでるよ」みたいに。

なので、英語ネイティヴにとっては「韻を踏む」というのは意味があることで、

ABCDEFG(ジィー)
HIJKLMNOP(ピィー)
QRS TUV(ヴィー)
WX Y and Z(ズィー)

と、LMNOPを無理してでも、「イィー」で韻を踏むようにしているんですね。

ただ、無理をした分、「アルファベットを覚える」という本来の目的を果たしづ
らい気もしないのではないのですが(汗)。

でも、今はアメリカバージョンの方が主流で、
子どもに教えることとかを考えると、こっちをマスターした方が良さそうです。
(私の場合、歌が苦手なので、Q以降のダラダラの部分が歌いづらいですが(汗)

ちなみに、実際にアメリカバージョンを聞いてみたい方は↓をご覧下さい。
(音が出ますので、注意してください)
→< http://www.youtube.com/watch?v=-VUMwp96XLk >

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メルマガの編集後記