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英語力向上メルマガ The English Times
第876号 2012/06/08 (金) 発行 発行者:鈴木 拓
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こんにちは。The English Timesをお読みいただきありがとうございます。
発行者の鈴木 拓(すずき たく)です。
「TOEIC 400点台から、5カ月で、150点以上アップして、600点突破!
文法問題は84%正解! さらに3カ月後730点にアップ」(受講生さんのご感想)
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(締切は来週木曜日、6月14日になります)
私自身、昔は通信簿2(5段階)、偏差値30と英語が苦手でしたし、
(今では、TOEIC 990(満点)、英検1級を持っています)
10年以上にわたって、16,000名以上の方を指導させていただいた経験があるので
わかりますが、
TOEIC 500を切っているような英語初心者の方の場合、
基礎があまりにもできていないことが多く、
それが原因で英語が苦手になっています。
品詞、文型と言った基礎を理解して、
英語の構造を理解し、英語をブロックの構造で見れるようになる。
これが初心者脱出のカギです。
そして、基礎をやることはTOEIC対策にもなります。
なぜなら、TOEICの英文法問題のうち、75%が簡単な分野からの出題だからです
ただ、残念ながら、こういった基礎は、ほとんどの教材では、
「このぐらいわかっているでしょ」
と吹っ飛ばされてしまうのです。
学生時代から英語が得意な方が作った教材だと、
なかなか、「超基礎がわかっていないことが原因」というのがわからないのです
そんな、英語初心者の方に自信を持ってオススメできるのが、
「ゼロからの英語やり直し教室 New Beginning」
開講以来、
「TOEIC 235点と英語が苦手だったのに、745点まで伸びました。
この講座のおかげもあって、510点アップです!」
「今までわからなかったところが、どんどん"あ、そういうことだったのか!"
と、わかっていくのが快感です」
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になりました!」
とご好評いただいている講座なんです。
英語の基礎知識を丁寧に解説させていただくだけでなく、
その知識を使って、英文を作る練習までしていただくので、
英会話でも応用が利くようになります。
また、わからないところがあっても、制作者である私に直接メールでご質問いた
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※:当メルマガについて
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その他の情報は当メルマガの下部をご覧下さいませ。
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◆今号の新聞記事
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Two-year graduation eyed for elite high school students
The education ministry is planning to allow high school students with
stellar academic records to graduate after just two years, sources
said.
-From The Japan Times Online
→<
http://www.japantimes.co.jp/text/nn20120603a4.html >
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◆構造チェック
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☆本メルマガでは以下の記号を使用します。
→<
http://www.thebelltree.com/kigou.html >
☆:↓の図がずれて見える方は↓をご覧下さい。
→<
http://www.thebelltree.com/120608.html >
. O S V
│[The education ministry..two years,]│sources │said│
└──────────────────┴────┴┬─┘
. SP3
that節(従属接続詞 that略)
. S V O
│The education ministry│is planning │[to allow high school students
└───────────┴───┬──┴───────────────
. SP3
with stellar academic records to graduate after just two years] │
────────────────────────────────┘
to allow(名詞)
. S V O
│略│to allow│[high school students <with stellar academic records>]│
└─┴──┬─┴───────────────────────────┴
. SP5
. C
[to graduate after just two years]│
─────────────────┘
to graduate(第5文型)
. S V
│[high school students <with stellar academic records>]│to graduate
└───────────────────────────┴──┬───
. SP1
(after just two years)│
───────────┘
☆:↑の図がずれて見える方は↓をご覧下さい。
→<
http://www.thebelltree.com/120608.html >
★ リーディングで返り読みせず、真っすぐ読めるようになるには、↓の講座で!
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★ 初心者の方にはこちらがオススメです。
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◆語彙解説
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☆本メルマガでは以下の記号を使用します。
→<
http://www.thebelltree.com/kigou.html >
・graduation [U] 卒業
・eye [3V] 検討する、じろじろ見る [C] 目
・elite [形] 優秀な、エリートの
・the education ministry [名] 文部科学省
正式名は、
the Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology
ですが、長いので、通常略されます。
・plan [3V] 計画する [C] 計画
・allow [5V] OがCすることを許す
・stellar [形] 非常に優れた
・academic [形] 学業の
・record [C] 成績
・graduate [1V] 卒業する
・source [C] 関係者、消息筋
取材源の名前を明かせない、出さないときによく使われる表現です。
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通信簿2, 偏差値30と英語苦手が1年でTOEIC 900を達成した英語学習!
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http://51.thebelltree.com/legti8.htm >
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◆日本語訳
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優秀な高校生の2年卒業を検討
文部科学省は非常に優秀な学業成績の高校生に2年だけで卒業することを許すこ
とを計画していると、関係者は述べた。
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◆背景知識解説
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欧米では飛び級制度を導入している国が多く、年齢の割に上の学年に行ってしま
う子も珍しくありません。
例えば、16歳で高校を卒業してしまう人とかもいたりします。
(記憶が不確かですが、10代前半もいたと記憶しています)
ただ、日本には基本的にそういった制度はありません。
一応、一部であるにはあるのですが、それは、「高校を中退して、大学に早く入
る」という制度で、仮に大学を中退してしまうと、最終学歴は「中学卒業」に
なってしまいます。
今度検討されている新制度は、高校中退ではなく、高校卒業なので、仮に大学を
中退しても、最終学歴は「高校卒業」になることになります。
年齢は同じでも、人によって学習の進捗状況は違うため、こういった制度を歓迎
する声もありますが、一方で、「高校での教育軽視につながる」という声もあり
ます。
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◆編集後記
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アメリカでは、本当に優秀な人は飛び級してしまう話をよく聞くので、
日本にもあってもいいかなとは思います。
ただ、アメリカでは逆に、落第も日本より多いと聞きます。
日本でも、大阪の橋元市長のように、落第をもっと積極的に押し進める話も聞き
ますよね。
同じ学年とは言っても、ほんと人によって学習の進捗状況は違いますからね。
「遅れている生徒はついて行けずに挫折」
「進んでいる生徒は、遅れている生徒の復習に付き合わされて時間のムダ」
どちらも聞いたことがありますし、私が学生の時も実感しました。
ただ、日本の場合、飛び級も、落第もなじみづらそうだなぁとは思います。
日本の場合、世代によって先輩後輩の関係がありますし、
小学生から高校生の間は、学校って、純粋に勉強する場ではなく、
「クラス」という友達との社交の場でもありますからね。
勉強のレベル的には、1学年上、あるいは1学年下が適していても、
いきなり、知らないクラスに放り込まれると精神的負担が大きそうです。
特に、同世代ではなく、先輩or後輩だった人たちのクラスに入るわけですから
ね。
「落第」に関しては、本人の希望の余地が少ないでしょうが、
「飛び級」はあくまで、本人の希望があって、という制度にしてほしいですね。