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英語力向上メルマガ The English Times
第919号 2012/11/12 (月) 発行 発行者:鈴木 拓
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こんにちは。The English Timesをお読みいただきありがとうございます。
発行者の鈴木 拓(すずき たく)です。
「TOEIC 235点と英語が苦手だったのに、745点まで伸びました。
この講座のおかげもあって、510点アップです!」(受講生さんのご感想)
じっくり型、英会話で役立つ応用力も養える、大人気の新講座、
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では現在第64期生を募集させていただいておりますが、
その締切が、今週木曜11月15日と迫ってまいりました。
「英語がとにかくしゃべれない」
「適当に知っている単語を並べてるだけ」
「知っている単語、知っている構文なのに、いざ英会話になるとしゃべれない」
「TOEIC対策がんばったのに、英会話はあまり進歩してない」
なんて経験ありませんか?
「英語を読んだり、聞いたりしてわかること」
「TOEICの問題が解けること」
と
「英語が話せること」
はまったく別の話なのです。
「読み聞き」と「TOEIC」は知識を身に付ければ上達します。
しかし、「英会話」は知識を身につけただけでは不十分で、
その知識を使って、自分で英文を作る練習をしないといけないのです。
現に、私はTOEIC 660と、なかなか良いスコアを持っていた時代でさえも、
(今では、TOEIC 990(満点)、英検1級を持っています)
簡単な英語すらしゃべることができず。
「え!? 自分ってこんなにしゃべれないのか!」
「読んでわかることと、しゃべれることってここまで違うのか!」
とショックを受けたことがあります。
・英文のツールの基礎知識を身に付ける
・身につけた知識を使って、英文を作れるようになり、英会話でも応用できる力
を身に付ける
こちらをやっていただけるのが、本講座。
基礎からじっくりと説明させていただきますので、初心者の方も安心ですし、
知識を身に付けるだけでなく、その知識を使って、英文を作っていただきますの
で、英会話を上達させたい方にはピッタリの講座となります。
アメリカ人(女性)、イギリス人(男性)のネイティヴ音声付きで、
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締切が今週木曜11月15日と、迫っておりますのでお急ぎください。
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※:このメールは、講座受講中かどうかに関係なく、
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その他の情報は当メルマガの下部をご覧下さいませ。
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◆今号のあらすじ (フレンズ、シーズン3のエピソード12)
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レイチェルとモニカのアパート。
ロスとチャンドラーが話していて、レイチェルは自分の部屋で出勤の準備中。
チャンドラーは植物学者のいとこのパーティーにロスを誘う。
ロスも学者(古生物学者)なので、植物学者と合うのではと思っているようだ
が。
■フレンズって何?
→<
http://www.thebelltree.com/aboutfriends.html >
■今回のエピソードが収録されているDVD
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http://amazon.co.jp/o/ASIN/B0009Q0JFQ/thebelltree-22/ >
■前号の場面からの続きです。前号のバックナンバーは↓をどうぞ。
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http://www.thebelltree.com/archives/2012/11/121105.html >
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◆スクリプト+日本語訳
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ロス: Oh God You know, botanists are such geeks.
チャンドラー: Yeah. (motions to Ross's tie) Is that a dinosaur tie?
ロス: Hmm? (excited) Oh, yeah. (makes dinosaur sounds while playing
with the tie)
フィービー: (entering, with a dozen purses hanging around from her
shoulders) Morning!
チャンドラー: (to Phoebe) Hey!
フィービー: Rach, I'm here with the purses!
チャンドラー: It must take you forever to find your keys.
ーThinking Time 日本語訳を見る前に、英語だけで意味を考えてみてくださいー
ロス:えー、ほら、植物学者ってださいじゃん。
チャンドラー:あぁ。(ロスのネクタイを指して)それって恐竜のネクタイ?
ロス:あ、これ? (興奮) そうなんだよ。(ネクタイを持って恐竜の鳴き
声の真似をする)
フィービー:(肩に一杯バッグをかけた状態で入ってくる)おはよう。
チャンドラー:(フィービーに)やぁ。
フィービー:レイチェル! バッグ連れて来たわよ。
チャンドラー:そりゃ、カギを見つけるのに一生かかるに違いないね。
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◆英会話表現解説
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■geek ロス
「ださい人」「かっこわるい人」という意味の表現です。
学校ではまず習わない表現ですが、
ネイティヴはよく使う表現です。
ロスも学者で、恐竜のネクタイで子どもっぽく遊ぶなど、他人から見ればださ
いと言える部分もあるのですが、そのロスからしても、植物学者はださいと思
うようで、
「植物学者ってださいじゃん」
botanists are such geeks.
と言っています。
☆[英文法の知識を使って、英会話の応用トレーニング!]
geekのように、名詞で人を表す表現は学校では教わらないのに、ネイティヴは
よく使います。
あわせて覚えておきたいのは、
nerd おたく
jerk イヤなヤツ
などです。
■I'm here with フィービー
通常は、一緒に来た人を言うときに使う表現です。
例えば、
I'm here with Jack.
「ジャックと一緒に来ました」
「ジャックと一緒にいます」
という感じです。
しかし、フィービーはそれを使っておもしろおかしく、
「バッグ連れて来たわよ」
I'm here with the purses!
と言っています。
■it take A B 不定詞 チャンドラー
「Aが~するのにBかかる」という意味の表現です。
フィービーはレイチェルにバッグを貸してあげようと自分のバッグを一杯持っ
て来ました。
しかし、それをちゃかして、チャンドラーは
「カギを見つけるのに一生かかるに違いないね」
It must take you forever to find your keys
と言っています。
☆[英文法の知識を使って、英会話の応用トレーニング!]
今回チャンドラーがmustという助動詞を使っています。
mustは「~しなければならない」という意味として覚えている方が多いです
が、実は「~に違いない」という意味もあるのです。
今回はその意味で使われています。
「~しなければならない」のmustには過去形はないが否定形はある。
「~に違いない」のmustには過去形(must have 過去分詞)はあるが、
否定形はない。
という点も注意が必要です。
You mustn't do that.
「それをやってはいけない」
He must have worked hard.
「彼は一生懸命がんばったに違いない」
ちなみに、「~に違いない」の否定形は、mustは使って表現できませんが、
can'tを使って表現できます。(過去形は「couldn't have 過去分詞」)
It can't be a bad thing.
「それが悪いことのはずがない」
It couldn't have been a bad thing.
「それが悪いことだったはずがない」
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◆編集後記
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私のオフィスは中華街の近くにあるので、よくランチには中華街に行きます。
3つほど、常連店があるのですが、
そのうちの2つは大きく特徴が異なっています。
1つは目立たない「知る人ぞ知る」って感じのお店。
(でも、常連さんが多く、けっこう繁盛している)
もう1つは、メインストリートにあり、ふらっと新規のお客さんがどんどん入
るお店。
前者の目立たないお店は、おばあちゃん方に人気で、年齢層は高め。
もちろん、若い人も来るのですが、落ち着いた雰囲気なので学生さんはなかな
か来ません。
後者の目立つお店は、若い人にも人気です。
もちろん、常連さんも多く、若い人以外も来るのですが、学生さんも多いです。
そのため、私が行くと、前者のお店では「最年少」になることが多い一方、
後者のお店では、「最年長」になることも。
その2つのお店はお互いに仲が良く、
価格帯、料理、サービスのタイプもそこそこ似ています。
ただ、立地と雰囲気はまったく違うため、このように客層に大きな差が出てい
る。いつも客層を見ると、面白いなぁと実感します。