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1年でTOEIC 900! 英語・英会話 ENJOY 大事典 (通称 英JOY)
第537号 2015/02/04 (水) 発行 発行者:鈴木 拓
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こんにちは。英語・英会話 ENJOY 大事典(通称:英JOY)をお読みいただきあり
がとうございます。発行者の鈴木 拓(すずき たく)です。
「去年10月TOEIC初受験は420点。本講座を受講した後、610点までアップ。
その後も自身で英語学習を続け、7月には760点まで伸びました!」
(受講生様、R.K様(プライバシー保護のためイニシャル表記)のご感想)
「1年でTOEIC 900! 英語真っすぐリーディング講座」
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その締切、明日5日(木)と迫ってまいりました。
以前もメルマガでお話しさせていただいたことがありますが、
「英語は、とにかく一杯読んでいれば読めるようになる」
「いろいろ考えずに、感じればいい」
というものではありません。
「日本語を読むときは、文法とか考えずに感覚で読んでるから、
それと同じように」
「ネイティヴは構造なんか考えていない」
と勘違いされることがありますが、それは、
母国語だからできること
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
生まれたときから、ドップリとその言語に使ってるから、
感覚が染み付いていて、意識しなくても読めるわけです。
でも、われわれに取って、英語は外国語。
そして、もうわれわれは子どもではありません。
そういった、「母国語特有の感覚」は英語には持っていないのです。
それなのに、
「一杯読んでいればどうにかなる」
「感じればいい」
というのは間違いなんです。
感覚がないのに、一杯読んでもなかなか進歩しませんし、
感覚がないのですから、感じることはできません。
なので、その感覚は、人工的に作成してあげる必要があります。
人工的に作成するには、最初は構造をしっかりと意識して読む必要があります。
例えば、
The man accused
と来たら、次に名詞が来るかどうかをチェック。
The man accused Jackと名詞が来たら、「男はジャックを非難した」、
The man accused of lyingと来なかったら、「ウソを非難された男は」
となるなど、意識的に構造をチェックする必要があります。
これを繰り返して行くことにより、それが無意識にできるようになり、
日本語のような「感覚」が身に付くわけです。
その、構造を意識して読むトレーニングをしていただけるのが、本講座。
ネイティヴの音声付きで、
わからないところは、制作者である私に直接メールでご質問していただけます。
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締切が明日5日(木)と迫っておりますので、ご検討中の方はお急ぎください。
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◆英単語を知っていても英語は読めない
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新年と言うことで、ここ最近は「特に伝えたいメッセージ」をお届けしており
ます。
今回のお話は、「単語・熟語を知っているだけでは英語は読めませんよ」
というお話です。
■単語・熟語を知っていれば英語は読める?
「単語・熟語を知っていれば英語は読める」
こう思っている方はとても多いですし、
確かに、
「英単語・熟語を知っていれば、多くの英文が読める」
「単語・熟語を知らなければ、英語は読めない」
これは事実です。
例えば、
The comptroller criticized his predecessor.
という英文。
comptroller
criticize
predecessor
という単語を知らなかったら、意味が取れません。
逆に、
comptroller 会計検査官
criticize 批判する
predecessor 前任者
と意味を知っていれば、楽に意味を取ることができます。
このように語彙(英単語・熟語)はとても大切な力であり、
語彙力の有無はリーディングに大きく影響します。
しかし、「語彙だけ」では英語は読めないのです。
■単語・熟語は簡単なのに…
英語を読んでいると、
「この文、使われている単語・熟語はすべて知っている(or辞書で調べた)
のに、文全体の意味が取れない」
ということがありませんか?
あるいは、意味が取れたとしても、
「何回か読み直さないと取れなかった」
というケースがありませんか?
例えば、以下の英文。
The stick the man thought was a golf club was equipment for smartphones.
使われている単語はそれほどむずかしくありあません。
知らない単語があったとしても、
↓を見れば、意味がわかります。
(上記の英文では、熟語は一切使われていません)
stick 棒
golf club ゴルフクラブ
equipment 装置
smartphone スマートフォン
それでも、
The stick the man thought was a golf club was equipment for smartphones.
の意味が取れない人は多いでしょう。
あるいは、
Girls considered practicing golf were just taking pictures.
も同様に、意味が取れない人が多い文。
consider 考える
practice 練習する
picture 写真
take picture 写真を撮る
と単語の意味を知っても、英文の意味が取れない人は多いんです。
■読み方がわかっていないから
上記の英文、意味はそれぞれ、
The stick the man thought was a golf club was equipment for smartphones.
「男がゴルフクラブだと思っていた棒はスマートフォンのための装置だった」
Girls considered practicing golf were just taking pictures.
「ゴルフを練習していると考えられていた女の子たちはただ写真を撮っていた」
という意味になります。
意味が取れなかった方、
意味は取れたが、何回か読み直さないと分からなかった方は多いはずです。
また、今回は意味が取れた方でも、
「普段、英語を読んでいて、単語・熟語の意味は知っているのに文全体の意味を
取れないことがよくある」
という人は多いはず。
単語・熟語の意味は知っているのですから、
読めない原因は、語彙力不足ではありません。
原因は、「読み方」がわかっていないことです。
日本人は英語を読むとき、ほとんどの人が以下の2つの方法のどちらかで読んで
います。
1、1文1文日本語に訳して読んでいる
2、きっかりと日本語には訳さないが、文頭から意味をつなげて読んでいる
I think this project is going to succeed.
を例にすれば、
1は、
「私はこの計画は成功すると思う」
というように訳す。
2は、
I 私
think 思う
this project この計画
・
・
のように、先頭から意味をつなげて読んでいるという形です。
(日本語に訳すにせよ、訳さないにせよ)
ただ、この2つの読み方には、1つ共通した欠陥があるのです。
それは、
「意味や日本語訳ばかりに注目していて、
英文の構造に注目していない」
と言うこと。
例えば、
The stick the man thought was a golf club was equipment for smartphones.
で言えば、
・the man thought was a golf clubが大きな形容詞のかたまりで、
The stickを修飾している。
・thoughtとwasの間にはもともとはthe stickが入っていた
・The stick the man thought was a golf clubが1つの名詞であり、
これが主語になっている
・だから、「男がゴルフクラブだと思っていた棒は」という意味になる
こういった点を意識していないのです。
ましてや、
「いちいち読み直すことなく、左から右に真っすぐに1回読んだだけで、
こうした構造を正しく把握するにはどう読んだらいいか」
を意識している人は本当に少ない。
でも、こういう点をしっかりと意識しないと、意味を正しく、
「男がゴルフクラブだと思っていた棒はスマートフォンのための装置だった」
とは取れない。
取れたとしても、何回か読み直さないとダメだったりするのです。
英語が読めるようになるには、確かに語彙も必要です。
しかし、語彙だけではダメ。
読み方まで知らないと、読めない英文は一杯存在します。
ましてや、左から右に真っすぐに1回読んだだけで意味を取るのは、
読み方を知らなければ、非常に困難です。
語彙も確かに重要なのですが、
それと同じぐらい、もしくはそれ以上に、「読み方」を学んで、身につけること
がとても大切なのです。
以上が今回のお話になります。
「読み方」を学びたい方は、
「1年でTOEIC 900! 英語真っすぐリーディング講座」
http://51.thebelltree.com/reading35.htmがお役に立てれば幸いです。
締切が明日2月5日(木)と迫っておりますのでお急ぎください。
詳しい内容は↓からご覧になれます。
http://51.thebelltree.com/reading35.htmすでに内容を把握していて、すぐにお申し込みされたい方は↓よりできます。
http://51.thebelltree.com/r35apply.htm最後までお読みいただきありがとうございました。
今後とも皆様の英語学習のお役に立てれば幸いです。
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◆編集後記
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本メルマガは毎週水曜日発行ですが、
来週の11日(水)は祝日ですね。
祝日ですが、来週はいつも通りに発行させていただきますのえ、
何卒よろしくお願いいたします。
この前、友人の家のホームパーティーに呼んでいただきました。
かれこれ10年の付き合いで、
たまたまですが、このグループでは、我が家も含めて、同時期に子どもが生まれ
て、家族ぐるみで時々集まります。
14人もの大人数だったのにもかかわらず、すべて自家製の料理を作っていただき
ました。
いやぁ、あれだけの料理を作るのは本当に大変だと思いますが、
しょっちゅうホームパーティーをしているそうで、
とても手慣れた手つきでした。かっこいいですね。