執筆者:鈴木 拓(すずき たく)のプロフィール
個人英語教室(ネット版)のイングリッシュティーチャー。年以上にわたり、名様以上に英語指導。『日経WOMAN』『English Journal』等掲載。

昔は通信簿2(5段階、公立中学)、偏差値30と英語が苦手。1年でTOEIC 900点TOEIC 990(満点)、英検1級(2次試験はほぼ満点)
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英語学習の励まし コロナ禍でのメッセージ

今回はかなりの特別編としてお送りさせていただきます。

現在、コロナ禍で世の中は大変厳しい状況にあります。そんな中で、受講生様をはじめとした、英語学習者の方たちの気分が落ち込んでしまっているのではないか?

受講生様も、何となく元気をなくされてしまっている方が少なくないのではないか?

その状況を少しでも改善できないか?

最近、強くそう感じたので、思い切って、お送りさせていただきます。

英語学習とは直接は関係ないメッセージにはなるかもしれません。

また、むしろやる気がある方には、不要となるかもしれません。
(特に、つい最近お申し込みされた方は明らかにやる気がある方ですので、不要となるかもしれません)

ただ、少しでもなんらかのお役に立てればと思い、思い切ってお送りさせていただきます。


■今は大変な状況です

それでは、今回の本題に入らせていただきます。

冒頭でお話ししたように、今は、コロナ禍で厳しい状況にあります。

特に、ご商売をされている方は事業が厳しい状況にあるかもしれません。

また、様々な理由で健康不安を抱えている方は、文字通り、命に関わる問題かもしれません。

こういった方々の懸念は、本人でないとわからないものがあるだろうと想像されますし、私が軽々しく発言できるものではないとも思います。


ただ、ご商売や健康以外の面、精神面の方で影響を受けている方もいらっしゃると思います。

特に、私の受講生様の皆様は、海外旅行に行くことを楽しみにされている方も多いです。

今はとてもそれができる状況ではなく、そのことに対して、落ち込んでいる方も多いと思います。


あるいは、感染の心配からTOEICや英検の受験を控えたりされている方もいらっしゃいます。


また、英語学習とは無関係に、今の状況に気分が下がり気味になっている方も多いと思います。


その気持ちはわかります。
私も、今の状況は嫌になります。


でも、今の状況を変えることは自分一人ではできないこと。

例えば、私がいきなり感染者数を減らしたりとかはできないことです。

あるいは、私がいきなり海外旅行に行ける状況にすることもできません。


でも、

「この状況をどう解釈するか?」

「どう気持ちを持っていくか?」

は、自分一人で変えられることなのです。


■1、2年後を夢見て

確かに、今の状況はほぼ全員の人が辛いでしょう。

でも、冷静に考えて、こんな状況が10年や20年続くとは到底考えられません。

私は職業柄、英語のニュースや英語での科学者の発信を一杯見るのでよくわかりますが、今は、世界中の科学者たちが、この状況を打破すべく、さまざまな試みを行っています。

例えば、ワクチンの開発や、感染の仕組みの解明、薬の発見や開発がそうですね。


私には、世界中の科学者たちの英知がウイルスに完敗するとは到底思えません。

自然な英語で言えば、

I refuse to believe that.
I refuse to accept that.

ですね。


1年後になるか、2年後になるかはわかりません。

でも、きっと、そう遠くない将来、この状況が改善されると私は強く信じ、確信しています。


そんな1、2年後に自分がより賢く、強い自分であれるように、英語のニュース、新聞、科学者からのメッセージなどを積極的に、見聞きするようにしています。


1、2年後に、

「あー、あのときは、あぁいうことが大変だったよね」

ということを日本人の友人はもちろん、

ネイティヴの友人とも、英語で振り返られるだけの知識をつけたい。


何だったら、今の状況だって、

「今は、これこれこういう状況で、ここが大変だよね」

ということを、英語でもペラペラと的確に説明できる力をつけたい。
(そして、実際にこれは実践しています)


そして、「楽しみ」の方もやります。

幸いにして、現代は、海外ドラマやスポーツ中継、あるいは、過去のものでも簡単に見られる時代です。


昔見た海外ドラマをまた見返してみる。

私はNBA(アメリカのプロバスケットボールリーグ)の昔の名試合を見たりしています。
(もちろん、英語音声です)


これも、「あぁ、1、2年後はまたこういうことが楽しめるようになるんだ」という明確なビジョンを持って。


■これほど世界が一致団結している時代はない

先ほどお話ししたように、1年後か、2年後かはわかりませんが、近い将来、このような状況が終わると、私は心から信じています。

そのときまでに、さらに賢く、強くなっていた人は強いと思うんですよね。


1、2年後、この状況が終わった時に、

「あー、そう言えば、この1、2年、何もせずに終わってしまったなぁ」

ではもったいないと思いませんか?


これは英語に限らないですが、

「よーし、この1、2年は辛い期間だったけど、自分はこれだけのことをやってきて、これだけ力をつけたんだ!」

となった方が絶対に気持ちいいと思うんですよ。


大げさな話ではなく、今起こっている出来事は間違いなく歴史に残る出来事です。

自分たちの子孫や、自分たちより若い世代が、学校で習うことになる出来事です。

自分の子や孫から、あるいは、自分の子や孫じゃなくても、

自分が年を取った時に、若い人や子供から、「あのときどうだったの?」と聞かれた時に、

「あぁ、辛い1、2年で何もせずに終わってしまったよ」

と言うよりも、

「あぁ、あのときは大変だったよ。

 でもね。何もできなかったわけじゃないんだよ。あの間に、自分は、こういうことをやって力をつけたんだよ」

と言えた方が絶対にいいと思うんですよね。


私は英語指導者なので、どうしても英語学習の話ばかりになってしまいますが、幸いにして、英語学習は自宅でできるものです。

そのため、今の時代でも、むしろ、今の時代だからこそ、いつも以上にできるものです。


先ほど、英語ニュースの話をしましたが、今の時代ほど、全世界が一致団結している時代はないのです。

CNNを見ても、BBCを見ても、新型コロナウイルスとの戦いの話です。

国や人種を超えて、今は共通の敵と戦っているのです。


CNNの名物キャスターにChris Cuomo(クリス・クオモ)さんという方がいるのですが、彼は、4月に新型コロナウイルスに感染してしまいました。

それでも、自宅から自分の番組を継続しました。

新型コロナに罹患して辛い状態で継続された方に、こういう言葉が適切かはわかりませんが、私はとても勇気づけられました。

(彼は、とても熱い性格なので、その熱さがいつも以上に伝わりました)


彼がよく言っているフレーズ、

Together, as ever, as one.
We are all in this together.
We'll get through this together.

というものがあり、これらが私は大好きです。

訳すと、

「かつてないほど、(われわれは)1つに団結している」
「われわれは全員これ(コロナ禍)に一緒に入っている(みんな大変なんだよ)」
「一緒にこれを乗り越えましょう」

という意味になります。


冒頭でお話ししたように、事業が大変な方や、さまざまな理由で健康不安を抱えている方など、他の人からは軽々しくは言えない方もいらっしゃるとは思います。

また、一人の人間が状況を改善することはできません。


でも、今の状況をどう解釈するか?
どう気持ちを持っていくかを変えることはできます。

今は確かに大変な状況ですが、

「これが10年、20年も続くわけじゃない!

 1、2年後には状況は改善される!

 そのときに自分がもっと賢く、強くなっているように、子孫にあのときは自分はこうやって過ごしたと胸を張って言えるように、

 今は、1、2年後を夢見て、これをやっていこう!」

と解釈、気持ちを持っていくことはできると思いますし、私は、そう実践するようにしています。


受講生様にもそうされている方もいらっしゃり、今の状況でもがんばられている方も多くいらっしゃいます。

先日、講座をご受講の方から、TOEICオンラインテスト(今年4月から開始されました)のリスニングで満点を取られたと言うご報告をいただき、

私も大変勇気づけられました。


先ほどお話ししたように、人によってはご事情により大変な状況の方もいらっしゃるとは思いますが、

元気をなくしている方、気分が下がっている方などに、少しでも今回のメッセージがお役に立てれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございます。
今後とも皆様の英語学習のお役に立てれば幸いです。

2020年8月21日 鈴木 拓