個人英語教室(ネット版)のイングリッシュティーチャー。年以上にわたり、名様以上に英語指導。『日経WOMAN』『English Journal』等掲載。
昔は通信簿2(5段階、公立中学)、偏差値30と英語が苦手。1年でTOEIC 900点。TOEIC 990(満点)、英検1級(2次試験はほぼ満点)
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■「読めるよ」って思いますよね
当たり前ですが、英語を読むときは、どんどん意味を取っていきますよね。
例えば、
We were going to have a crucial meeting about our new air purifier. A key member of our product-development team, however, didn't make it on time. He said if the train he was on hadn't been delayed, he wouldn't have been late. Despite that, we didn't have a significant problem.
において、
「私たちはわれわれの新しい空気清浄機についての重要な会議をすることになっていた。しかしながら、製品開発チームの重要な一員が時間通りに来なかった。彼は乗っていた電車が遅れていなかったら、遅刻しなかったと言っていた。それにもかかわらず、私たちは大きな問題はなかった」
というように、意味を取っていきます。
上記のように意味をすーっと取れなかった人もいると思います。
当たり前と言えば、当たり前ですが、意味を取れなければ、それは改善する必要があります。
知らない単語・熟語があるのなら、それを覚える必要があります。
英文の構造が取れないとか、読み返してしまうのなら、英文法の力が不足しているから、英文法を鍛える必要があります。
ただ、意味を取れた人でも、以下の問題に答えられない人はけっこういるのです。
1. Was there a problem in the meeting?
2. What happened to the key member?
3. Why was he late?
など。
1. Was there a problem in the meeting?
で、Noと答えたら間違いですよ。
問題は起こりました。
2. What happened to the key member?
He didn't come to the meeting.と答えたら間違いですよ。
ちゃんと会議には来ました。
3. Why was he late?
「そんなこと書いてない」と思ったら間違いですよ。間接的に、ですが、書いてありました。
■裏まで読み取れるか?
1. Was there a problem in the meeting?
最後に、
Despite that, we didn't have a significant problem.
とあるので、問題はなかったと答えるかもしれません。
でも、significant problemがなかったと言っているだけ。
significant「大きな」問題じゃなく、小さな問題ならありました。
だって、
A key member of our product-development team, however, didn't make it on time.
というように、重要なメンバーが時間通りに来なかったのですから。
小さい問題ならあったので、Yesが答えなのです。
2. What happened to the key member?
He didn't come.だと間違いですよ。
He was late.とか、He was late for the meeting.などが答えです。
「どこに遅刻したって書いてある?」と思うかもしれませんが、
He said if the train he was on hadn't been delayed, he wouldn't have been late.
で言っています。
これは、
「電車が遅れなかったら、遅刻しなかったと言っていた」
というだけで、「遅刻した」とは書いていないじゃないか?
と思うかもしれません。
しかし、英語において仮定法というのは、「裏が事実である」という性質があるのです。
仮定法はあくまで「仮定」であり、極端な言い方をしてしまえば、「ウソ」なのです。
いくら、
if the train he was on hadn't been delayed
「彼が乗っていた電車が遅れなければ」
と言っても、事実はその裏。
実際には遅れたのです。
いくら、
he wouldn't have been late
「遅刻しなかった」
と言っても、事実はその裏。
実際には遅刻したのです。
He said if the train he was on hadn't been delayed, he wouldn't have been late.
は、
「彼は乗っていた電車が遅れていなかったら、遅刻しなかったと言っていた」
という表面上の意味が取れただけで、
「あ、意味がわかった」
と思ってしまう人が多いのですが、
そうではないのです。
そうではなく、上記のような「裏の意味」まで取れないとダメなのです。
そして、最後の問題、
3. Why was he late?
ですが、これも仮定法から読み取れます。
if the train he was on hadn't been delayed
「彼が乗っていた電車が遅れなければ」
と言っても、事実はその裏。
実際には遅れたのです。
だから、理由は、
Because the train he was on was delayed.
「彼が乗っていた電車が遅れたから」
ですね。
■表面上の意味 プラス 裏の意味
多くの人は、表面上の意味を取れれば、
「自分は読めている」
と思ってしまいます。
でも、裏の意味まで取れないとダメなのです。
そうじゃないと、TOEICなどの試験では問題が解けない。
英字新聞とか洋書も、文脈が取れない。
もし、TOEICなどで、
「意味は取れているはずなのに、なぜか正答率が低い」
と思うのなら、
英字新聞や洋書などのリーディングで、
「意味は取れているはずなのに、どうもスッキリしない」
と思うのなら、それは裏の意味が取れていないことが原因。
これを鍛えるためには、上記のように、問題を解いて、
そして解説を読んで、
「え? そういう意味だったの?」
という発見を繰り返していくしかありません。
それができるのが、「実用英語リーディング講座」。
そして、「総合実用英文法講座」と組み合わせて上手に学べる「実用英語リーディング講座 pluse総合実用英文法」になります。