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英語力向上メルマガ The English Times
第1304号 2016/10/24 (月) 発行 発行者:鈴木 拓
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The English Timesをお読みいただきありがとうございます。
発行者の鈴木 拓(すずき たく)です。
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英会話と言うと、「レッスンを受けるもの」という方が多いのですが、
レッスンに頼り切りになってしまう人が多いのは問題です。
特に英文法はその傾向が顕著です。
ほとんどの日本人が日本語の文法の知識がないように、
ほとんどのネイティヴは英文法の知識がありません。
私は仕事柄、多くのネイティヴ講師に会ったことがありますが、
かなり英文法の知識がめちゃくちゃな人が多いです。
そのため、「なぜ間違いなのか?」の説明ができず、
「そういうものだと覚えてくれ」としか言わない人が多い。
でも、「なぜ」がわからなければ同じ間違いを繰り返します。
例えば、よく、「この街は安全で、夜に歩ける」を日本人は、
This town is safe enough to walk in the evening.
と言ってしまいますが、これは間違い。
正しくは、
This town is safe enough to walk in in the evening.
と、inが2つ必要なのです。
「なぜ」まで理解していれば、つまり英文法を理解していれば、同じ間違いを
繰り返さなくなってきます。
でも、「なぜ」までわかっていないと、
×This bag is too small to put this book.
○This bag is too small to put this book in.
「このバッグは小さすぎて、この本を入れられない」
など、英文法を分かっている人からすれば、「同じ間違い」を繰り返してしま
います。
レッスンは確かに有益ですが、レッスンに頼り切りになるのは危険。
少なくとも、英文法に関しては自分自身で学ぶ必要があるのです。
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◆今号のあらすじ(フレンズ、シーズン3のエピソード15)
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レイチェルとロスは順調に交際を重ねていたが、
レイチェルが転職して、仕事がとても忙しくなって以来、ちょっとギクシャク
しだしている。
特に今週は毎日のように夜遅くまで残業。
レイチェルは仕事が楽しいので、それほどイヤではないようだが、
ロスとは全然会えていない。
そして、今日は2人の記念日で、デートの約束があった。
しかし、また残業により、レイチェルはデートをドタキャン。
ロスはレイチェルの職場で一緒に食事をしようと、職場に行く。
しかし、レイチェルはあまりに忙しく、相手にするヒマがない。
それでケンカになり、レイチェルはロスを家に帰らせる。
以下は、レイチェルとモニカのアパートで、ロスがレイチェルの帰宅を待って
いて、レイチェルが帰って来た場面。
■フレンズって何?
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http://amazon.co.jp/o/ASIN/B0009Q0JG0/thebelltree-22/■前号の場面からの続きです。前号のバックナンバーは↓をどうぞ。
http://www.thebelltree.com/archives/2016/10/161017.html────────────────────────────────────
◆スクリプト+日本語訳
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ロス: (quietly) Hey.
レイチェル: (quietly, as she crosses to her bedroom) Hi. Look, um,
about what happened earlier ...
ロス: No, h-, whoa, I- I completely ... understand, you were, you
were stressed.
レイチェル: (in the doorway of her bedroom, she hears this and drops
the stack of notebooks and papers loudly, and shrugs off
her coat) I was gonna give you a chance ... to apologize
to ME.
ロス: (surprised) For what? For letting you throw me out of your
office?
レイチェル: (becoming more and more annoyed) You had no RIGHT coming
down to my office, Ross. You do not (grabbing the basket
and slamming it down) bring a picnic basket to somebody's
work ... unless maybe they were a park ranger. (she crosses
to the kitchen)
ーThinking Time 日本語訳を見る前に、英語だけで意味を考えてみてくださいー
ロス:(静かに)おかえり。
レイチェル:(静かに、自分の部屋と横切って歩いて行く)ただいま。あのさ、
さっき起こったことだけど…
ロス:いやいや、その、大丈夫だよ、わかるよ、君は、そのストレスたまって
たし。
レイチェル:(寝室への入り口で、これを聞いて、ノートと紙の束を音を立て
て落として、肩をすくめる)ロスにチャンスをあげようと思って
たのに…私の方に謝るチャンスをね。
ロス:(驚く)何のことで? 事務所から放り出されたのを許したこと?
レイチェル:(どんどんイラついてくる)ロス! 私の事務所に押し掛ける権
利はないのよ! (バスケットをつかみ、叩き付ける)ピクニッ
クバスケットなんか、他の人の職場に持ってこないでよ! 公園
の警備員の場合だけよ。(台所へと横切って行く)
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◆英会話表現解説
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■work レイチェル
workというと「働く」という意味の動詞で知られていますが、
実は、「職場」という意味もあるのです。
レイチェルはロスが職場に押し掛けて来たことを怒って、
「ピクニックバスケットなんか、他の人の職場に持ってこないでよ!」
You do not bring a picnic basket to somebody's work
と言っています。
☆[さらなるポイントor英文法での注意事項]
この「職場」のworkでよく誤解されるのが、
go to work
という表現です。
このto workを不定詞だと思って、
go to work
「働くために行く」
だと思っている人が多く、
I go to work for Toyota.
「私はトヨタに働きに行きます」
のように言ってしまう人が多いのですが、これは間違い。
実は、go to workのworkは名詞の「職場」なのです。
つまり、直訳すれば、
go to workは「職場に行く」という意味。
go to the officeのthe officeがworkに変わっただけであり、
go to「~に行く」という定番表現を使ったに過ぎないのです。
■unless レイチェル
unlessは従属接続詞で「~の場合を除いて」という意味なのですが、
今回、レイチェルが使っているのは、ネイティヴがよく使う、
「~の場合ぐらいだよ」
というように、文末につけて、例外事項を伝える言い方です。
レイチェルはまず、
レイチェルはロスが職場に押し掛けて来たことを怒って、
You do not bring a picnic basket to somebody's work
「ピクニックバスケットなんか、他の人の職場に持ってこないでよ!」
と言っています。
このように強く言った上で、これは絶対だ。
例外としては、
「公園の警備員の場合だけよ」
unless maybe they were a park ranger.
というように、極端な例外を挙げて、ピクニックバスケットを職場に持って
行かないことは絶対だと言うことを強調しています。
■maybe レイチェル
「多分」という意味の単語として知られていますが、
ここでは少々違う使い方がされています。
レイチェルが使っているunlessというのは、「~の場合ぐらいだよ」
というように、文末につけて、例外事項を伝える言い方が使われています。
レイチェルはまず、
レイチェルはロスが職場に押し掛けて来たことを怒って、
You do not bring a picnic basket to somebody's work
「ピクニックバスケットなんか、他の人の職場に持ってこないでよ!」
と言っています。
このように強く言った上で、これは絶対だ。
例外としては、
「公園の警備員の場合だけよ」
unless maybe they were a park ranger.
というように、極端な例外を挙げて、ピクニックバスケットを職場に持って
行かないことは絶対だと言うことを強調しています。
さらにここでmaybeを入れることによって、
「公園の警備員でギリギリ"多分OK"になるぐらい」というように、
さらに例外であることを強調する言い方がなされています。
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◆編集後記
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今は10月。
10月はとても過ごしやすい月ですよね。
暑過ぎず、寒過ぎず。
過ごしやすいので、「例年との違い」に気づきづらいんですよね。
去年か、一昨年だったか忘れましたが、
「今年の10月は記録的に暑かった」というニュースを見て、
「はて? そうだったかな?」
と思ったのを覚えています。
というのも、10月って暑くなってもせいぜい20度台後半。
20度台後半って、確かに「10月にしては暑い」のでしょうが、
一般的にはまったく暑くない。過ごしやすいと言ってもいいでしょう。
なので、「暑かった」と言われても、
「はて? そうだった? 過ごしやすかったけど」
となってしまうんですよね。
やはり、例年との違いに気づきやすいのは、夏と冬。
例えば、夏で30度台後半に行ったら、そりゃ暑いと感じますし、
逆に、20度台だったら、涼しいと感じます。
秋のように、もともと過ごしやすい時期だと、
ちょっと気温が変わっても「過ごしやすい範囲で動いている」だけなので、
あまり気づかないんですよね。