前章の
言語は自然に学ぶものでネイティヴの子供と日本人の大人の比較に触れました。この章ではその比較をさらに掘り下げていこうと思います。
まず日本人の大人の状況から。
日本人の大人は英単語を勉強する際は、単語帳を買ってきて、それを暗記します。人によってはカードを作って暗記したり、単語を書きまくったりしてなんとか"苦労"して覚えます。リーディングを勉強する際はとにかく日本語にして読みます。語順も日本語にあわせて、返り読みをします。全員がこういった勉強法をとっているわけではありませんが、こういった人が多いのではないでしょうか。
人によって千差万別ですが、やたらと"苦労している"、"無理やり頭に叩き込むなど不自然な点が多い"という印象を受けます。
次はネイティヴの子供です。彼らは単語は日常生活を送っている最中にいろいろと知らないものを目にします。そうすると親に"あれは何て言うの?"と聞いたりするなどして、単語を覚えていきます。何かを読む際には最初から読んでいきます。意味がわからなかったら親に聞きます。最初は読めなくてもなんとか頑張って読んでいきます。そしてそのうち読めるようになります。
こちらはあまり"苦労"が伺えません。むしろ楽しんでいる印象を受けます。ただ普通に生活しているだけですから、とても自然です。