TOEICはTOEFLや英検と違い、TOEICでは半分がリスニングの問題となっており、リスニングは非常に重要になっています。
さて、そのリスニング問題ですが、実はリスニング力と同じぐらい重要な要素があります…。それは集中力です。TOEICを受けたことがある人は分かると思いますが、45分間も集中して外国語を聞くというのはかなり大変な作業です。どうしてもふっと気が抜けてしまい、聞き逃してしまうことがあるものです。ですので、それをできるだけ少なくするため頑張って集中しましょう。
とりあえず集中力を切らさない対策としては、
1、次の問題文をあらかじめ読んでおく。
2、分からなかったらいつまでも悩んでないで直感で選んで次に備える。
3、終わった問題はもう気にしない。
4、ディレクションでは休憩を取る。
このような点が挙げられます。
まず1の"問題文をあらかじめ読んでおく"ですが、これはTOEICの参考書にはかならず書いてあることですが、とても重要なことです。例えば、
51. Where is Jason likely to go tomorrow?
A, Mr. Zito's house.
B, A supermarket.
C, A liberary
D, A convinience store
と書いてあるとします。これを読んでおけばJasonが明日どこに行くのかという情報のみを聞けばいいわけですから、そこにのみ集中すればいいので、ポイントが絞れてきます。さらに選択肢を読んでおけばその候補まで分かるのでますます絞れてきます。
次に2の"分からなかったらいつまでも悩んでないで直感で選んで次に備える"です。これは1の"問題文をあらかじめ読んでおく"ためにやることなのですが、リスニングで一問の音声が終わってから、次の問題の音声が流れるまでの時間は6秒程度と言われています。つまり6秒の間に
1、どれを選ぶか決める
2、マークをする
3、次の問題文を読む
という作業を行わなければならないのです。1であまりに時間をかけすぎると3の時間がなくなってしまいます。さらに悲惨な場合には次の問題の音声が流れ始めてしまい、聞き逃してしまいます。
そのため、考えてもなかなか分からない1問のために次の1問が台無しになってしまうのです。リスニングでは悩んでいる時間はありません。それに時間をかけても正答率がそれほど上がるわけでもありません。それに3択、もしくは4択なのですから、最低でも25パーセントの確率で当たるわけです。それに大抵の場合1つか2つはどうみても違う選択肢がありますから、少なくとも33パーセントの確率であたるわけです。ですのでじっくり考えても分からない1問は直感で選んでしまい、次の問題にしっかりと備えるほうが高得点を取れるわけです。
そして次の3の"終わった問題はもう気にしない"です。これは2よりも悪いことです。2は今解こうとしている問題に時間をかけすぎているわけですが、3はもう終わってしまった問題を気にしているのです。はっきり言って、普通についていくだけでも大変なTOEICのリスニングで、前の問題を直すなんてことはできません。もう1度言いますが問題と問題の間には6秒しかないんです。
直す暇さえない問題のことを気にして今やっている問題への集中力がそがれるなんて本当にもったいないことですよね。
そして最後に4の"ディレクションでは休憩を取る"です。はっきり言って45分間もずーっと集中しているのは不可能だと思います。そこでどこかで多少は休憩を取りたいわけですが、そこはやはりディレクションの間しかないでしょう。ディレクションというのはPart1〜Part4の前に流れる指示文のことで、"これからこういう問題を出します"というアナウンスメントです。
毎回同じことを言っているだけですし、どういう問題が出るかは模試を1回解けば分かることです。この文を集中して聞く必要はありません。休憩を取るなり、問題文をあらかじめ何問か読んでおくなり、この時間を有効に使いましょう。
やはりTOEICのリスニングの決め手はリズムです。
1、どれを選ぶか決める
2、マークをする
3、次の問題文を読む
このリズムを壊さずしっかりと集中する必要があります。それには考えてもよく分からない問題をいろいろ考えている暇はありませんし、ましてや前にやった問題を考えている暇もありません。本当に大変な45分間ですが、なんとか乗り切りましょう。